今週商品パッケージの変更などが相次いで発表された。背景にあるのは「インク」。都内の印刷会社はパンフレットなどを手がけている。石油由来のインクは月に1.6トンを使っている。来月から10%値上げすると仕入れ先から連絡を受けた。印刷会社の工場長は「受けざるをえないがそれでも厳しいところがある」と話した。インクメーカーでつくる業界団体は一時は供給不足が懸念されたものの当面の供給量は確保できているとしている。印刷インキ工業会・武井専務理事は願うことは「(中東情勢の)一刻も早い解決」と述べた。影響が広がるイラン情勢。今週行われた米中首脳会談でアメリカ側は“両首脳は”「ホルムズ海峡は開放されていなければならない」との認識で一致したとしている。ただトランプ大統領はホルムズ海峡開放に向けて中国がイランへの働きかけを約束したかと問われると「私は頼み事はしていない頼み事には見返りがいるからだ、だから必要ない」と述べた。アメリカとイラン双方に隔たりがあるのが核問題について。トランプ大統領はイランがウランの濃縮活動停止を確実に履行する保証が必要としていてその期間は20年で十分としている。ただ濃縮ウランの国外への移送について議論は進展していない。トランプ大統領は「すべての除去が必要だが話し合いすらない、彼らは除去する技術がなくできないと言った」と述べた。一方のイラン側は濃縮ウランについて“非常に複雑でほぼ行き詰まっている認識でアメリカ側と一致”と協議を先送りする考えを示している。顕にしたのはアメリカへの不信感。イラン・アラグチ外相は「われわれはアメリカを信用しておらずあらゆる外交努力で主要な障害となっている」と述べた。協議は依然として難航しているものとみられる。
