米国・トランプ大統領。日米安保条約を巡り不満を口にした。6日、ホワイトハウスでNATO・北大西洋条約機構への不満をこぼす中で出てきた発言「私たちは日本を防衛しなければならないが日本は私たちを守らない。誰がこんな取引をしたんだ」。国会、参議院予算委員会で日本維新の会・松沢成文議員が「総理はどのように対応していくか」と質問、岩屋外務大臣が「米国は日米首脳会談を含む累次の機会に日米安保のもとで自国の対日防衛義務を確認。政府としては米国が核を含むあらゆる種類の能力を用いて日米安保上の義務を果たすことに全幅の信頼を置いている」、石破総理大臣が「トランプ大統領は前の任期のときも同じようなことを言っていた。突如言い始めたわけではない」と答弁。実際一期目の大統領を務めていた6年前にもG20大阪サミットにて、アメリカが攻撃をうけても日本は戦う義務がなく不公平だと語っている。国務次官に指名されたコルビー氏は4日、日本が防衛費をGDP3%に引き上げるよう求めた。明海大学教授・小谷哲男が「トランプ大統領は何を狙っているのか十分に分析して日本としての対応を考えることが必要」などコメント。