アメリカ・トランプ政権の中心メンバーがイエメンへの軍事作戦の詳細情報を、民間のメッセージアプリでやりとりしていたと、アメリカの雑誌メディアが伝えた。アメリカの雑誌「アトランティック」によると、民間のメッセージアプリ「シグナル」で編集長のアカウントに今月、ホワイトハウスで安全保障政策を担当するウォルツ補佐官とする人物から招待が届き、イエメンの反政府勢力フーシ派への攻撃についてのグループチャットに追加されたとのこと。ヘグセス国防長官とみられる人物が作戦開始直前に標的、順序、兵器の種類などの詳細を投稿していたとのこと。メッセージの約2時間後実際に攻撃が行われ、直後ウォルツ補佐官とみられる人物が絵文字を使って作戦の成功を祝っていたとしている。ホワイトハウスNSCは声明で「本物だとみられる。作戦の成功が続いていることは、脅威はなかったことを示している」としているが、機密情報の取扱いに疑念がもたれる事態となっている。