現在アメリカが25%の関税を課している自動車部品は332品目だが、さらに新たな部品が追加される見通し。アメリカ商務省は24日、25%の関税対象に新たな自動車部品を追加する手続きに入ったことを明らかにした。アメリカ国内の自動車部品業界から意見を聞いた上で種類を決定する構え。特定の部品に対する関税適用を要請した場合、商務省が60日以内に結果を出さなければならない。新たな品目が追加されれば韓国の部品輸出業者への打撃が懸念される。アメリカはすでに先月3日からエンジン、バッテリー、トランスミッションなどに25%の追加関税を課している。こうした中、ホワイトハウスのレビット報道官は来月9日までとしている相互関税の停止期限が延長される可能性があるとして「決定は大統領が出すもの」など述べた。アメリカは4月すべての国を対象に相互関税を発表したが、その13時間後には90日間の一時停止を発表。現在アメリカでは韓国をはじめ各国を相手に関税率などをめぐり交渉を繰り広げている。今月11日、トランプ大統領は相互関税の停止期限の延長の準備はしているが必要になることはないだろうと述べている。