4日、ワシントンでのクリスマスツリーの点灯式に出席したアメリカのトランプ大統領。そのトランプ政権の外交・軍事戦略の指針となる国家安全保障戦略がホワイトハウスのホームページに掲載された。この文章は、アメリカが人類史において最も偉大で最も成功した国で有り続けるための指針とされ、この中で“アメリカがこれまで同盟国の防衛コストを過度に担い続けてきた”とし、自国の防衛に立ち返る必要があるとしている。日本や韓国などに防衛費の俗楽を求めていくと明記している。その念頭にあるのが中国。いわゆる第一列島線で、侵略を拒否する軍事力を築く必要があるものの、アメリカのみで行うべきではないとしている。中国については市場開放などでルールに基づいた国際秩序に組み込むという考えが間違っていたと主張。台湾を巡っては、紛争を抑止する必要があり、台湾海峡をめぐるいかなる一方的な現状変更の試みも支持しないとしている。アメリカ第一主義の考えを色濃く反映したものとなっている。
