21日から韓国・ソウルで開催されているストリートサッカーの世界大会。ピッチ上で躍動する選手は路上や支援施設など不安定な居住環境での生活を経験した人達。その名も「ホームレスワールドカップ」。参加資格は一生に一度だけ。今年は38の国と地域から男女合わせて約450人の選手が参加し、その中には13年ぶりに出場した日本代表の姿もあった。住宅情報サイトなどを運営する「LIFULL」が日本代表をサポート。今後は代表選手や不安定な居住環境にある人の住まい探しを支援していくという。サッカーを通して芽生える人との関わりは自分自身の居場所ともなり、人生への前向きな気持ちを生み出す。大会は28日まで続き、試合の様子はFIFAの配信サイトで見ることができる。