12月9日、皇后さまは60歳の誕生日を迎えられた。6月、即位後はじめて、東日本大震災の被災地を訪問され、復興を願われた。世界にも目を向け、分断と対立が深まっていくことを憂慮されている。今年はご結婚から30年の節目にあたり、文書で感謝の気持ちを示された。愛子さまについてはご成長を喜ばれている。6月にはインドネシアを訪問されたが、外国の公式訪問は皇后さまにとって21年ぶり。体調について、医師団は依然として波があると説明している。11月21日、天皇ご一家は東京国立博物館で大和絵の特別展を鑑賞された。愛子さまは大学で日本の古典文学を学ばれ、使われている絵の具の種類に注目したという。
11月16日、紀子さまはハワイから来日したホノルル桜の女王に面会された。ハワイでは毎年、日系人のイベントが開催されていて、コンテストで選ばれた女王、プリンセス3人と挨拶をかわされた。高円宮妃久子さまは11月24日、「高円宮杯全日本中学校英語弁論大会」のレセプションに出席した。コミュニケーションにおいて重要なこと、周囲への感謝の気持ちを忘れないでと伝えた。