高級食材のボタンエビについて、ひたちなか市にある茨城県水産試験場は安定供給できる養殖技術の開発を4年前から進めてきた。卵を持ったボタンエビを茨城沖の太平洋で捕り、試験場の施設で3年前に孵化させた一部が市場に出荷できる約10cmのサイズに飼育することに成功した。試験場によると10cmほどになったのは20匹ほどにとどまったというが、今後県内の事業者に養殖技術を共有して事業化を支援するとともに、来年度には試験的な出荷を目指し茨城の新たな特産品にしたい考え。県水産試験場は「飼育方法の改良を重ねて養殖技術を確かなものとし、マサバに次ぐ特産品として地域振興につなげたい」としている。