京都御所は1200年以上の長い歴史があり、過去にはエリザベス女王が訪問したこともある。かつて2km西方にあったが、火災で焼失し、鎌倉時代に現在の場所に移された。御所の正殿、紫宸殿では即位の礼など重要な儀式が執り行われた。踏歌節会もその1つで、鳥居本幸代名誉教授は残された史料からどのような舞が披露されたのか推測。大地を踏み、邪気を祓い、健やかな日々を願っていたという。番組では踏歌節会をVR空間で再現すべく、当時の衣装、髪型まで忠実にこだわった。失われた舞は、鳥居本名誉教授の研究をもとにし、最先端の映像技術「ボリュメトリック映像」を取り入れた。