ダイハツ工業の不正データ問題で、斉藤国土交通大臣は特に悪質な不正を確認した3車種の型式指定を取り消す手続きを始めたことを明らかにした。対象は「ダイハツ・グランマックス」「トヨタ・タウンエース」「マツダ・ボンゴ」。この3車種では本来センサーで衝突を検知して作動するエアバッグをタイマーで作動させるなど、特に悪質な不正が確認されたという。国交省は来週23日にダイハツの意見を聞く聴聞を行う。また、ダイハツ・奥平社長に対してきょう午後に道路運送車両法に基づいた組織体制の抜本的な改善を求める是正命令書を手渡す。