JR東日本はきょうから新たなネット銀行サービス「JRE BANK」を始めた。「JRE BANK」は楽天銀行のシステムを活用したJR東日本のネット銀行。預金や住宅ローンなどのほか鉄道会社ならではの様々な特典を受けることができる。口座を開設し預金額50万円以上などの条件を満たすと、片道運賃4割引券、普通列車のグリーン車無料利用券などの提供がある。グループの共通ポイント「JRE POINT」の登録をすると銀行利用でポイントがたまる。JRE POINTの会員数は4月末時点で約1500万人。経済部・渡邊翔が鉄道会社が銀行サービスを始める狙い(ポイント経済圏の拡大、利用者のデータ獲得)について解説。渡邊翔は「例えばJRE BANKを見てみると銀行口座はいろんなデータが紐づいているが年齢、居住地、資産状況、さらに口座の出入金までわかることがある。さらにJR東日本はもともと1億枚発行しているSuicaがある。使って利用者の移動のデータ、つまり人流が把握できる。これを組み合わせるとこの年代の人はここに行きやすいとか、こういうものにお金を使うのではないかという傾向がわかってくる。もちろん個人情報がわからないようにしてビッグデータとして分析に使うが、これによってエキナカの商業施設などで戦略的に事業やサービスを展開しやすくなるというメリットがある。これは他のポイントでも同じで例えばVポイントだと、ポイントを貯めるためにキャッシュレス決済をする、その買い物のデータなどを集めてこの分業の金融ビジネスを拡大するのに使っていくという」など伝えた。