移民の街・ニューヨーク。様々な出身の人がワールドカップでの母国の活躍を期待する。ハイチ出身の人は、「出場は52年ぶりで2回目なんですよ!」と話す。ハイチ系住民が集まるリトルハイチでサッカー好きが集まる店を訪ねると母国の半世紀ぶりの出場に人々は深い思いを抱いていた。ハイチではここ数年、治安が急速に悪化。大統領が暗殺されて以降、武装したギャングが国を事実上支配し、暮らしが崩壊した。人々は相次いで国外へ逃れたが、レストラン共同オーナーのダドリーさんは、亡命先のアメリカでも「亡命が認められると思って裁判所に行ったらロビーで移民当局に拘束される例が相次ぎました」「トランプ政権が終わって元に戻るのを皆待っています」などと語る。トランプ政権の厳しい移民政策で、聖域とされていた裁判所でも取り締まりが行われるようになった。新規ビザの発給も停止され、ハイチから米国に渡ることもできない。海外に逃れた選手らが中心になってハイチ代表チームを結成。大会出場を勝ち取った仲間たちにコミュニティの人々は希望を託している。ハイチは日本時間14日にスコットランドと対戦する。
