18歳のカワベはアラスカのポートグラハムで造船会社の料理長の職を得た。その頃からハリー・カワベと名乗りはじめた。しかし、皿洗いをする白人の給料が自分の倍だったことに愕然とする。努力しても不条理な待遇は変わらなかった。カワベは転職を決意し、コルドバに移り住み、再び料理人として働く。そんなとき、コルドバ近郊のシュシャナで金が採掘された。ゴールドラッシュはアラスカの複数の場所で起き、金で富を得ようと思った人々が各地に押し寄せた。
© 2009-2025 WireAction, Inc. All Rights Reserved.