ネーションズリーグ・準々決勝:日本3−0カナダ。ネーションズリーグの準々決勝試合前にまさかの出来事が。選手たちが天井を見上げている。ポーランドの天気は相当荒れていたそうで、ひょうがスタジアムの中に入ってきた。そんなハプニングで幕を開けた一戦だが、準々決勝の相手は、予選ラウンド日本がフルセットで敗れたカナダ。カナダ戦で左足首を痛めた高橋藍選手はメンバーから外れていた。そんな中、キャプテンの石川祐希選手が躍動するが、開始直後にカナダの強烈なスパイクが顔にダイレクトに当たった。かなり痛いと思うが、笑顔も見せながら気合いでプレーは続ける。そして第1セットのセットポイントは石川選手のサーブに相手も動けず、サービスエースで第1セットを日本がとる。石川選手の活躍もあって第2セットも日本が取ってセットカウント2対0。第3セットを取れば日本、勝利という場面を迎えるが、面白いプレーがあった。スパイクを石川選手が足でつなぐ。バレーボールはフロアにボールが落ちなければ足で返しても良いので、サッカーの本場・イタリアでプレーしているだけあって、解説も「サッカーうまくなったね」と言っていた。そしてマッチポイント。この日は石川選手が両チーム最多の26得点の大活躍。日本は2大会連続の準決勝進出、これに勝てばメダルの色が変わる。