松坂大輔は、今季初登板のメッツ・千賀滉大を取材。けがで出遅れた昨シーズンは、7月の初登板で、左ふくらはぎを痛め、そのままレギュラーシーズンを終えた。対するは、マーリンズ。1回からピンチを迎えると、2ランホームランを許した。苦しい立ち上がりのなか、ベースカバーに向かってアウトにするも、去年のけがを思い出し、精神的にはびびっていたという千賀滉大。2回には、お化けフォークで三振を奪うと、この回を無失点で抑えた。1点を追うメッツは3回、リンドアがタイムリーを放ち、同点に追いつく。その裏、千賀滉大はお化けフォークで再び三振を奪い、三者連続三振とした。4回、千賀滉大は2点タイムリーを許した。5回で8つの三振を奪うも、勝利とはならなかった。千賀滉大は、初登板を振り返り、不安も大きかったが、試合勘が戻ってきた大きな1試合だったとし、負けたが、きょうの経験があったからと言えるような良い1年にしたいと思ったなどと話した。