クルーズマニアのみちよさんとともにクルーズ船の魅力について伝えていく。ザ・ワールドという宿泊可能なクルーズ船は全長196m・と言う大きさで12階建てという大型客船となっていて、2002年に運行を開始すると129箇所の港を2年間かけて移動して世界を一周するものとなっている。部屋数は165あり、15億円以上の資産を持つ人に限られる。住人からの推薦や身元調査を求められるが、自宅のように住み込むだけでなく港で自由に乗り降りすることやリフォームまで自由に行える。6つのレストランが用意され、飲食に使える420万円のプリペイドカードや部屋のクリーニングサービスもある。マッサージを受けることも可能で動く最上級マンションのような存在となっている。日本人オーナーも数名いるのだという。30~300平方mと言う広さで、最も安い部屋が約2億8000万円、最大で約21億円という。オーナーになるのは富裕層だけでなく別荘を選ぶようにクルーズ船に部屋を持ちたいという人も少なくないが、リモートワークの拠点としてクルーズ船を選ぶ人もいるのだという。船は火事が恐れられることで一般的にキッチンは設けられないのだが、自室にシェフを呼んでパーティーをしたいといった要望に答えるためにキッチンも設けあっれている。施設内にはスーパーマーケットが存在し野菜なども揃っているのだという。一方で航路はオーナーによる自治会が決めているのだといい、自治会の意見交換が重要となっているものの部屋の大きい人ほど意見は強いという。みちよさんは近所付き合いが必要であり、苦手な人と合ってしまうのは悩みになるのではないかと話した。