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「マイコプラズマ」 のテレビ露出情報

この秋要注意な感染症について。今年は様々な感染症の流行が見られている。国立感染症研究所のデータによると、過去5年間と比べ溶連菌感染症、手足口病、マイコプラズマ肺炎が目立ち、結核の増加が見られるという。きょうのポイントは「昔の病気…ではない結核」「同じせきでも…マイコプラズマは」。福島・郡山市では高齢者施設で結核の集団感染が発生。34人の感染が確認され、4人が発病。市内の別の医療機関に勤務する1人も発病し、接触した可能性がある約2700人に説明会と健康診断を行う方針。過去10年間のデータを見ると減少傾向にはあるが結核で毎年1500人以上が死亡している。先月22日までの今年の患者数は1万1015人。国際医療福祉大学・松本哲哉教授によると高齢者は結核菌が残っている割合が高く、結核菌は一度感染すると一生体内に居続けるため免疫力が下がると再び増殖し発病するケースがあるという。またアジア圏など外国から持ち込まれるケースもある。海外ではこれまでの薬が効きづらい“耐性菌”の割合が高く、治療が難しい。松本教授によると結核菌に感染しても約8〜9割は発病しないという。結核のサインかもしれない症状はタンの絡む咳や微熱などが2週間以上続いていることや体重が減ってきたなどの症状。結核予防のBCG接種の効果は約15年。結核菌は空気感染するため、有効な予防法はあまりない。運動などで免疫力を高め、発病させないことが大切だということ。もし発病しても抗菌薬を飲み切ることで治せることも多い。
全国的に感染が拡大しているマイコプラズマ肺炎。2016年の感染拡大を上回る勢いで今年は患者が急増している。国際医療福祉大学・松本哲哉教授によるとマイコプラズマの症状の特徴は、1週間以上「乾いた、つらい」せきが続くことが多いという。子どもの間で広がりやすいが20代、30代の患者も多い印象だという。抗菌薬を飲みきれば多くの人が回復するということ。森アナは「少しでも体調が悪いなどあればマスクをするとか手洗いするなど自衛も必要になりそうですよね」などと話した。

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