ワークライフバランスの広がりとともに海外を中心に注目されている「静かな退職」やりがいやキャリアアップを求めず、決められた仕事を淡々とこなすことを指す。マイナビは「静かな退職」に関する調査を実施した結果、静かな退職を「している」と回答した人は46.7%に上ることが分かった。さらに「している」と回答した人に、今後も続けたいかを聞くと73.7%が「続けたい」と回答した。なぜ働く人の中で「静かな退職」が増えているのか、要因の1つは企業の制度にあるという。中途採用の担当者に異動や転勤についての制度を聞くと、個人の希望が12.4%に対し、会社の指示が41.9%とより強い傾向があった。マイナビは「こうした企業の実態が不本意な静かな退職を生む可能性がある」と指摘している。ちなみに中途採用の担当者の中でも「静かな退職」に賛成する声は42.2%に上り反対の30.1%を上回る結果となった。賛成する人からは「それぞれに合った仕事をしてほしい。」「決められたことをこなせる社員が一定数いないと経営が成り立たない。」などの声が多い。一方、反対した人からは「成長や技術への適応が遅れる懸念がある。」「生産性や精神面で悪い影響が広がる。」といった懸念も聞かれた。
