きょうは10月1日、きょうから変わるものについて紹介。まずは一定の所得がある75歳以上の人は医療費の窓口負担が1割→2割に増加、都道府県別最低賃金の引き上げ、マイナ救急の開始、柔軟に働ける環境づくりのための措置などが始まる。その中で「マイナ救急」について解説。これまでは救急隊員が名前・かかりつけの病院・服用する薬などを本人に聞いていたが、正確な情報を聞き取ることが困難だった。そこで「マイナ救急」を導入することにより、病歴・通院先などの確認しスムーズに治療に繋げることができるようになる。情報の閲覧は口頭での同意となる。2つ目は「柔軟に働ける環境づくり」。育児・介護休業法がきょうから改正され、3歳~小学校入学までの子どもを育てる労働者が柔軟に働けるよう企業が配慮するよう義務付けられた。具体的には「職場に保育施設の設置(ベビーシッターの手配、費用負担など)」「短時間勤務制度(所定労働時間を6時間に)」など。企業としてはこれら5項目のうち2つ以上の対応が求められ、その中から対象者は1つ選択することとなる。