中国の特別行政区・マカオのトップ、行政長官の選挙が行われ、最高裁判所に当たる終審法院の院長を務めた岑浩輝氏が選ばれた。岑氏は62歳、広東省出身で北京大学を卒業後、弁護士を務め、その後、マカオに渡った。マカオはポルトガルから中国に返還されてことしで25年となるが、中国本土の出身者が行政長官になるのは初めて。岑氏は、一国二制度の方針を堅持するとしながらも、中国政府の意向に従いながら経済の立て直しを図る姿勢を強調した。
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