- 出演者
- 高井正智 森下絵理香 川口由梨香 向笠康二郎
オープニング映像。
日本被団協の代表委員などがきょう訪れた谷口稜曄さんの墓。長崎で被爆した当時の写真を掲げて原爆の悲惨さを訴え、戦後の被爆者運動をけん引した谷口さんに、ノーベル平和賞の受賞が決まったことを報告した。93歳の森下弘さん。広島で14歳のときに被爆し、母親を亡くした。その体験を国内外で証言するのに加えて、昭和30年代から続けてきた原爆投下に関する高校生の意識調査など膨大な資料を保存している。森下さんはそうした資料を第三者も活用しやすくするため、リスト化にも取り組んできた。核兵器廃絶を訴える活動をどうつないでいくのか。平和賞の受賞が発表された瞬間、広島市役所で日本被団協の箕牧智之代表委員と共に喜んだのは地元の高校生たちだった。きょう広島市で受賞の決定を祝う催しに、被爆を体験していない若者たちのグループが参加。運動に携わってきた人たちの思いに耳を傾けていた。長崎では、高校生が「思いを私たちに託してください」と呼びかけて署名活動を行った。
あさって公示の衆議院選挙。今回、自民党は政治とカネの問題で政治資金収支報告書に不記載のあった議員の一部を公認しないことを決めた。その結果、自民党が議席を守ってきた選挙区で、公認候補がいなくなる事態が起きている。福井2区では長年自民党が議席を守り続けてきた。ところが、党の国会対策委員長を務めた高木毅さんが非公認に。不記載の問題で党員資格停止の処分を受けたため。福井県連は自主投票を決めた。高木さんは今回、無所属で立候補する。これまでにない厳しい選挙戦を覚悟している。自民党福井県連の会長も務めた経験がある山本拓さん。今回の党の決定を受けて、保守層の受けざらが必要だと立候補を決めた。立憲民主党の辻英之さん。NPO法人での活動経験を生かし、透明性の高い政治を実現したいと訴えている。日本維新の会の斉木武志さん。北陸新幹線の延伸に伴い在来線の特急を廃止したのは問題で、対応を検討すべきだと訴えている。共産党の小柳茂臣さん。企業団体献金の廃止による政治とカネの問題の解決や、物価高対策などを進めていくと訴えている。
大阪関西万博の開幕まできょうで半年となった。パビリオンの建設や出展企業の準備が進む一方で、関心の度合いは下がる傾向に。新たな課題も浮かび上がっている。会場となる人工島・夢洲では8月、世界最大級の木造建築物となる大屋根リングがつながり、海外パビリオンについては独自に建設する予定の47か国のうちこれまでに45か国が着工したという。1970年の万博では、最新技術の展示が注目を集めた。今回の大阪関西万博でも、多くの町工場やベンチャー企業がアイデアや独自の技術などをアピールする計画。その一つ、大阪・生野区の企業が展示を目指しているのが宙に浮く靴。テーマは“未来のファッション”。サンダルの底と展示台にそれぞれ磁石を埋め込み、反発する力で宙に浮かせている。また、バイオ燃料の開発に取り組むベンチャー企業は、独自の技術で大量に培養したミドリムシから作った燃料で会場内にトラックを走らせる予定。一方で今課題となっているのは、いかに関心を高められるか。
大阪関西万博。今課題となっているのは、いかに関心を高められるか。民間の調査（三菱総合研究所）では大阪関西万博に「大いに関心がある」、「まあ関心がある」と答えた人の割合関心度は、25．6％と、前回去年10月の調査から1．9ポイント低下。前売券の販売状況も、博覧会協会が目標としている1400万枚に対し9日の時点でおよそ714万枚と、半分程度にとどまっている。さらに課題は防災面でも。大阪湾に浮かぶ夢洲へのアクセスルートは橋とトンネルの2つだけ。博覧会協会は、橋とトンネルは耐震化工事が行われ、南海トラフ巨大地震による激しい揺れにも耐えられ、かさ上げされた会場は津波による浸水は想定されていないとしている。ただ、橋やトンネルの安全確認に時間がかかれば最大15万人が一時的に孤立する可能性があり、食料の備蓄が計画されている。また、来年4月から10月の期間中、猛暑や台風への備えも欠かせない。博覧会協会では年内をメドに具体的な対応マニュアルなどを整備し、訓練も実施する方針。
各地の市街地などでシカの目撃が報告されている。こうした中、4日前には京都府でシカの角で刺されたと見られる男性が死亡する事態が起きた。専門家は、今は雄の攻撃性が高まる発情期に当たるため注意が必要だと指摘している。奈良公園。愛らしい姿で観光客にも人気のシカ。人から鹿せんべいを与えられるなど、一般的な野生のシカよりも人になれているとされている。ところが鹿せんべいをあげた人に突進する雄ジカ。シカの愛護活動を行う団体によると、この時期発情期のピークを迎え、比較的気が荒くなっているという。市内のデジタル掲示板などでは、シカと距離を取ることや背中を見せないこと、雄と雌の間に入らないことなどが呼びかけられていた。今、各地の市街地などで野生のシカが相次いで目撃されている。深刻な被害も出ている。今月9日には京都府福知山市の田んぼで、近くに住む68歳の男性が死亡しているのが見つかった。胸に棒のようなものが数センチ刺さり、心臓近くまで達していたという。男性が見つかった際、近くには雄のシカがいて多数の足跡もあったということで、警察は草刈りをしていた男性にシカの角が刺さったと見て調べている。
中国の特別行政区・マカオのトップ、行政長官の選挙が行われ、最高裁判所に当たる終審法院の院長を務めた岑浩輝氏が選ばれた。岑氏は62歳、広東省出身で北京大学を卒業後、弁護士を務め、その後、マカオに渡った。マカオはポルトガルから中国に返還されてことしで25年となるが、中国本土の出身者が行政長官になるのは初めて。岑氏は、一国二制度の方針を堅持するとしながらも、中国政府の意向に従いながら経済の立て直しを図る姿勢を強調した。
陸上女子やり投げの北口榛花。パリオリンピックの金メダルを胸に出身地・北海道旭川市でパレードに臨んだ。北口は支えてくれたトレーナーや管理栄養士と共に凱旋パレード。旭川市の中心部のおよそ900メートルの区間を30分ほどかけて進み、特別な時間を楽しんだ。
ドジャースとメッツが対戦するリーグ優勝決定シリーズを前に、第1戦先発のメッツ、千賀滉大投手が意気込みを話した。大リーグはリーグ優勝決定シリーズに進む4チームが決まり、ナショナルリーグは千賀投手が所属するメッツと、大谷翔平と山本由伸投手が所属するドジャースが対戦する。ドジャースの選手たちは1時間余り練習を行った。登板翌日の山本投手は、キャッチボールで軽めに調整。大谷はグラウンドには姿を見せず、室内の練習場で調整を進めたものと見られる。あすの試合、NHKは総合テレビで中継する。
日本オープン最終ラウンド。今平周吾が優勝。過去賞金王2回の実力者が、地元・埼玉県で国内メジャー初制覇。
埼玉県秩父市で手作りロケットが打ち上げられる映像が流れた。
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全国の気象情報を伝えた。
埼玉県行田市。およそ200人の方が稲刈りを行った。色合いの異なる稲を使って能登を代表するキリコ祭りなどが描かれた。地震や大雨で被災した能登地方の復興への願いが込められている。
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