三浦半島に移住している高橋成美は、三崎漁港に近い「酒肴懐石 よのすけ」へ。料理のプロから火入れの極意を学ぶ。カツとからあげの違いは、カツはバッター液で膜を作るがからあげは小麦粉をいっぱいつけないで衣が薄いので中の水分が飛ぶ。油に入れた段階で違いがあり、唐揚げは具材の水分が出るので泡が大きく、水分が飛びつつも中で味が凝縮されている。一方衣が厚いカツは衣で水分を閉じ込め蒸し焼きのような状態になる。もう一つはホイル蒸しで、合わせる食材はネギ。江戸時代はねぎま鍋といってマグロの脂の多い部分をネギと一緒に鍋にしてさっぱり食べていたという。高橋成美さんがカツ、からあげ、ホイル蒸しを試食。調理法はカツにして、新名物グルメはお祭りで食べやすいよう串に刺しネギと組み合わせる、ねぎまの串カツに決定。マグロのスジは一度しぼってから漬けにする。実際に夜市で売るまで試しておきたいと、移住生活でお世話になった方々を招いた試食会を開催。また三浦みかんの中で間引かれて捨てられてしまう摘果みかんを使ったソースも用意。夜市の屋台は2日で400個売れれば上々と言われているが500本を目標とした。
