2010年に首相に就任し16年もの間、ハンガリーで政権を掌握し続けたオルバン氏。ハンガリー独立系メディア「マジャール・ハング」責任者・ルカーチ・チャバ氏はオルバン氏が公共放送に介入し政府のプロパガンダ放送を行ってきたと指摘。地方に住む人々は政府のプロパガンダ放送に触れる機会が多く、与党の支持層は地方に固まっているという。その一方、都市部に住む人々などからは公共メディアに対する反発が増加。オルバン氏は公共放送でプロパガンダを流すだけでなく、独立系メディアを排除するような動きも行っていた。選挙に勝利した翌日、記者会見を開いたマジャル氏はオルバン政権によってゆがめられた公共メディアをただしていくと決意を表明。さらにマジャル氏は国営メディアのニュース番組に出演し、この放送局を直接「噓の工場」と批判。
