39本塁打・39盗塁でフォーティーフォーティーにダブル大手をかけている大谷翔平。4回ウラでショートへの内野安打で出塁すると、その後に2塁への盗塁を見せた。これでシーズン初となる40盗塁を達成し、その成功率は90％。2001年に56盗塁で盗塁王に輝いたイチローさんの成功率は80％。場内の大型ビジョンには40盗塁を知らせる表示がなされ、チームメイトからも祝福を受けた。また、40盗塁となった記念のセカンドベースは取り外され、ベンチでMLB認定シールが貼られた。3対3の同点で迎えた9回ウラ、1アウト2塁3塁のチャンスを作り、8番のラックス。ツーアウトととなり続く代打のマンシーがフォアボールを選び、ツーアウト満塁になった。打席に立った大谷翔平は右中間への打球を放ち、サヨナラ満塁ホームランを成功させた。史上6人目となる40HRと40盗塁を達成した。7対3でドジャースの勝利。
試合後のインタビューで大谷選手は「なにより勝てた。最後に打てたのがドジャースに来てから今のところ一番の思い出になっている」とコメントした。40HRと40盗塁の同日達成は史上初。さらに出場126試合目でのフォーティーフォーティーはメジャー史上最速。日米を通じて初のサヨナラホームランを放った大谷はこれでシーズン50HR・50盗塁ペース。残り33試合、前人未到のフィフティーフィフティーが現実味を帯びてきた。
これまでのフォーティーフォーティー達成者にはバリーボンズ選手やアレックスロドリゲス選手などメジャーを代表する選手が名を連ねる中、大谷選手は史上最速となる126試合で達成した。