「天気急変・午後は関東でも雷雨」「“最も危険な植物”国内初確認か」のラインナップを伝えた。

きょうは前線が通過し全国的に大気の状態が不安定、落雷や急な激しい雨に注意が必要。所々青空も垣間見られた東京都心は3日ぶりの真夏日となった。

秋田市、愛知・伊良湖、三重・鳥羽市、大阪市、東京・渋谷の現在の様子を伝えた。三重・奈良に大雨警報。きょう東京は3日ぶりの真夏日、札幌でも最高気温30℃を超えた。前線と熱帯低気圧の影響で全国的に大気不安定、落雷や激しい雨に注意が必要。愛知・一宮市では1時間36ミリの雨を観測。

東京スカイツリータウンから生中継、現在手元の気温で32℃・湿度54％。ソラマチひろばの噴水の奥に、今週月曜日からバズーカミストが設置された。6月30日～7月7日は噴水は停止となる。

東京の6月の合計真夏日数は1894年と1979年が過去最多の10日だが、ことしは過去最多を更新する見込み。医師・丸田佳奈は「体調不良を起こしやすい状況。しっかり今のうちに休憩を取っていただきたい」などとスタジオコメント。ゲリラ雷雨の兆候は天気アプリの通知、真っ黒い雲が近づく、急に冷たい風が吹いてきた、雷の音が聞こえてきた。全国の気象情報（発雷確率など）を伝えた。去年の全国の熱中症救急搬送者数は梅雨明けに増加、気温別に見ると32℃・33℃台が最多。暑く寝苦しい夜の快眠ポイントは、睡眠中も温度をキープ（室温は28℃以下、湿度は50～60％が理想的）、寝具の工夫（熱や湿気をこもらせない）。

医師・日本トレイルランニング協会会長・福田六花氏が2010年に熱中症対策の秘密兵器「塩バナナ」を考案。レースで栄養補給用のバナナと熱中症対策の塩を用意し、バナナに塩を振って提供したところ熱中症が減り足をつる人も減少。バナナはカリウムとマグネシウム含有量が多い。つくりかたはバナナ全体に塩を振りかけるだけ、1日2分の1本～1本が目安。医師・丸田佳奈は「血圧高い人や塩分制限されている人は守ってほしいが、エネルギー・ミネラル補給に良い」などとスタジオコメント。全国の週間予報を伝えた。

広島・庄原市の住宅で高齢女性が死亡しているのが見つかり、警察が殺人事件として捜査中。おととい午後5時半ごろ、安否確認の依頼を受けた知人が訪ねたところ高齢女性が室内で倒れているのが見つかった。女性は心肺停止の状態でその場で死亡が確認された。女性は一人暮らし、後頭部を中心に複数殴られた痕があった。発見当時玄関は施錠されていたが勝手口のカギが開いていて、争った形跡はなかった。犯罪ジャーナリスト・小川泰平が生出演。

おととい午後5時半ごろ、広島・庄原市東城町の民家を親族から安否確認の依頼を受けた知人が訪問したところ、この家に1人で済む高齢女性が室内で倒れているのが見つかり119番通報した。心肺停止の状態でその場で死亡が確認された。女性は後頭部を中心に殴られた痕があり、頭から血を流しうつ伏せの状態だった。現場に凶器とみられるものは見つかっていない。警察は女性が何かで殴られ殺害されたとみて捜査本部を設置、犯人の行方を追っている。発見当時玄関は施錠され勝手口のカギは開いていたが、家の中に争った形跡は無かった。事件を受け庄原市内の小中学校は休校。犯罪ジャーナリスト・小川泰平は「強盗なのかはまだ発表がない。あらかじめ選んでいる、高齢者が一人暮らしと事前に把握したうえでの犯行の可能性もある」などと指摘。西脇亨輔弁護士は「防犯対策をしていかないと」とスタジオコメント。東城町では2003年に一人暮らしの高齢女性を狙った強盗殺人事件があり、犯人逮捕まで約1年半かかった。

北海道大学で「世界で最も危険な植物」と言われる猛毒の植物発見か。きのう北海道大学構内で撮影された植物は「バイカルハナウド」ではないかとみられている。バイカルハナウドは西アジア原産のセリ科の植物で、樹液が皮膚に付着したまま太陽光に当たると激しい炎症を引き起こすおそれがある。北海道大学によるとおととい「バイカルハナウドが10株以上生育しているのでは」と外部から情報提供があった。大学側は植物を伐採し、調査中。これまで日本での生育は未確認で、確認されれば国内初。

薬草研究家・山下智道を紹介した。24日、北海道大学（札幌市北区）で外部から「北大キャンパス南東側の道路沿いにバイカルハナウドとみられる植物が10株以上生育している」との情報が寄せられた。バイカルハナウドは国内未確認の毒性植物で、世界で最も危険な植物の一つとされている。生育場所周辺は立ち入りができないよう周囲を囲い、注意書きを掲示。花や葉の部分を伐採し、学内の専門家に調査を以来。バイカルハナウドだった場合の対処について、どうするかは未定。山下が「海外の渡航者に種子などが付着して気づかないうちに成長、定着していったのが一つあるか」、野々村が「イギリスでは社会問題になっている。この植物が増えすぎて駆除が追いつかず『殺人植物』みたいに呼ばれているとか」などとコメントした。

「ジャイアント・ホグウィード」、和名「バイカルハナウド」。セリ科の多年生植物で西アジア原産。欧米などでは繁殖力の強い雑草として知られる。日本では未確認の毒性生物。高さ4m以上に成長、6月下旬ごろ開花（ニューヨーク州環境保全局HPより）。花や葉、茎などに光毒性のある樹液。樹液が皮膚に付着したまま太陽光に当たると激しい炎症を起こし、目に入ると失明のおそれも（産経新聞）。北大は「専門家による同定、駆除作業を進めている。当該区域は立ち入りを制限しているが近寄らないよう協力をお願いします」などとコメントしている（北海道大学HPより）。環境省担当者は「まずは大学の調査結果を待つ。仮にバイカルハナウドと断定された場合には他の地域にもあるのかも含めて情報を集めないといけない。対応は検討中」などとコメントしている。丸田が「接触皮膚炎の一種。炎症の起こり方が激烈。重いやけどのような状態になる」、西脇が「ここから広がってしまうのではと思うと怖い」などとコメントした。

身近な危ない植物。「キョウチクトウ」は公園や緑地などでみられ、根、葉、茎、花など樹木全体に植物毒がある。口に含むなどすると吐き気、嘔吐、下痢、めまい、腹痛などの症状が起こるためみかけても触らない（千葉市、武蔵村山市HPより）。「センニンソウ」は日当たりの良い道ばた、公園などでみられる。茎や葉の切断面から出る汁や濡れた花粉に触れると水ぶくれやかぶれがおこる場合も（日本薬学会、千葉・野田市HPより）。丸田が「素手で触らない、手洗いをすることが重要になる」などとコメントした。

マダニなどが媒介する感染症「SFTS」で愛知県内の男女2人が死亡した。ネコから感染した疑いも。死亡したのは豊田市に住む女性と男性。女性は先月除草作業で草むらに入っていた。三重県ではSFTSに感染したネコを治療していた獣医師が死亡した。

SFTS・重症熱性血小板減少症候群とは（厚生労働省）。ウイルスを持ったマダニに刺されることで発症。2013年、日本で患者を初確認。2021年以降毎年国内で100人以上が感染。患者の9割が60歳以上で高齢者は特に重症化しやすい。愛知・豊田市の女性は先月27日に発熱などの症状、今月1日に入院しSFTS陽性と判明。先月除草作業で草むらに入っていた。おととい死亡した男性に草むらでの行動歴はない。愛知県内でSFTSの死者が発表されるのは初めて。死亡した静岡市の女性にかまれた跡はなく、感染経路は不明。2013年3月からことし4月末までの全国のSFTS届け出は1071件（JIHS・国立健康危機管理研究機構）。都道府県別では九州や中国、四国など主に西日本に集中。三重県獣医師会によると県内で動物病院を開業していた獣医師がSFTSに感染したネコを治療し、その後死亡。SFTSに感染した疑いがある。日本医療研究開発機構の研究班によると2017～2022年3月までにネコ449匹、イヌ24匹がSFTSを発症。飼い主がペットの体液にふれたりかまれたりして人へ感染する事例が全国で確認されている。おおいた動物愛護センター担当者は「イヌやネコは放し飼いをしないようにお願いしたい。散歩の際も草むらになるべく入らないようにし、家に帰ったらペットの身体にダニがついていないか確認を」などとしている。丸田が「血液以上にマダニに気をつけることが重要」などとコメントした。

マダニは体長約1センチ（産経新聞）。丸田が「かんでいる場合無理にはがすとダニの一部が体の中に入ったり、ダニをつぶすことでダニの体液を体の中に送り込む原因になる。かまれた状態のまま皮膚科で取ってもらうことがいい」、石塚が「オーストリアではマダニ感染で脳炎になるとワクチンを義務化」などとコメントした。

マダニはシカやイノシシなどの野生動物が出没する環境に多い。春から秋にかけて活動が活発に。SFTS患者は5～8月に多く発症。安西皮膚科・安西三郎院長は「SFTSは一番警戒すべき病気。適切な治療薬やワクチンはない。対症療法になる」などと話している。予防のための対策を紹介した。丸田が「ウイルスに感染した場合はかまれてから1～2週間くらいで高熱、吐き気などが起こり、重症化することがある」などとコメントした。

ドジャース・大谷翔平が3試合連続ヒットを放ち、チームも3連勝。きょうのロッキーズ戦も先発出場の大谷。3試合連続ヒットをマーク。6回表、突然の豪雨。マンシーがフライを打ち上げるが雨の影響か野手がボールを見失いグラウンドにぽとり。大谷もホームインしドジャースが2点を先制。これが決勝点となりドジャースは3連勝。ロッキーズ1－8ドジャース。

ドジャース8－1ロッキーズ。雨が降り、試合が中断。大谷がホームインし、山本が先発で勝利投手に。カンニング竹山が「雨で見えなかったか」などとコメントした。

仙台市の様子、東京・渋谷の中継映像。青森と奈良に大雨警報、奈良に洪水警報が出ている。土砂災害、道路の冠水、川の増水にも注意を。札幌では真夏日になった。東京も32.9℃まで気温が上がった。名古屋は午前中に30℃を超えた。

大阪・関西万博会場の中継映像。きのうの入場者数は11万2000人。