静岡県の伊豆半島にある西伊豆町が今、映画やドラマのロケ地として人気を集めている。その立役者となったのは移住者の小村麻衣花さん。ロケを誘致し、その場所を観光地としてPRするロケツーリズムのリーダーとして日々、奮闘している。大阪府出身の小村さんは東京のCM制作会社に勤めていた。趣味のダイビングで訪れた西伊豆町の自然に魅了され、5年前に移住。町内でのロケは昨年度、約120件とチーム発足前の4倍に増加。小村さんは町の職員と協力しながら5年間で300件以上のロケに携わっていた。西伊豆町をロケ地に選んでもらうまでの交渉や調整が小村さんの腕の見せ所。ロケの誘致には地元の人たちの協力も欠かせない。住民グループに出演者や撮影スタッフの食事を用意してもらうことや、急遽、店での撮影を受け入れてもらうことも。小村さんは日頃から様々な場所に足を運び、住民たちと快くロケに協力してもらえる関係を築いてきた。地域一丸となって実現したロケを観光客の呼び込みにつなげるのも小村さんの仕事。人気ドラマの撮影で使われたセットや備品を町内の観光施設に展示しようと準備を進めている。
