アメリカのバイデン政権は、太平洋の島しょ国の首脳などを招いた太平洋諸島フォーラムを開き、クック諸島とニウエを新たに国家として承認して外交関係を樹立すると発表し、この地域で影響力を強める中国を念頭に、各国との関係を強化する姿勢を打ちだすねらいがあるものとみられる。一方、中国との関係を強めているソロモン諸島のソガバレ首相は、先週ニューヨークの国連総会で中国を評価する演説を行った一方で、今回の会議は欠席していて、バイデン政権の高官は記者団に「失望している」と述べている。
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