- 出演者
- 栗原望 油井秀樹 酒井美帆
オープニング映像とキャスターらの挨拶。
日中韓外務省高官協議では3か国による首脳会議をできるだけ早い時期に開催する方針で一致したという。23日、習近平国家主席は日中韓首脳会議の開催を歓迎する意向を示した。また、11月にアメリカで開かれるAPEC首脳会議に出席する可能性もあるという。会見で王毅外相は習近平国家主席の出席に含みを持たせる一方で、アメリカが議長国としてさらに良い条件をつくることを期待するとも述べ、アメリカをけん制した。25日、バイデン大統領はクック諸島とニウエを新たに独立した主権国家として承認すると発表した。この地域で影響力を強める中国を念頭に各国との関係を強化する姿勢を打ち出す狙いがあるとみられる。
ソロモン諸島のソガバレ首相とバヌアツのキルマン首相はバイデン政権が開いた2回目となる太平洋島しょ国とのサミットに出席しなかった。ソガバレ首相は22日の国連総会で日本による処理水の海洋放出を批判する一方で、中国を高く評価した。また、バヌアツは今月に親欧米派のカルサカウ氏から中国に近いと言われるキルマン首相に変わったばかりだという。太平洋島しょ国について、チャイナデイリーはアメリカにとって地政学的ゲームの駒にすぎないなどと主張している。
小学校教師のフランチェスカさんはマンションを15年前に購入し、2200万円のローンを返済してきた。しかし、変動金利でローンを組んでいたため、この1年ヨーロッパ中央銀行が利上げをする度にローンの金利上昇し、月の支払額が増え続けている。フランチェスカさんはこのままではローンを返せなくなると不安を抱えている。購入時、銀行からは強く変動金利を勧められた。支払いの猶予などを求めたが断られたという。イタリアでは約100万世帯が返済金利の上昇に苦しんでいるとされる。一方、民間銀行の儲けは急拡大している。大手銀行の金利収入はことし上半期で50%増加した。ドイツでは建設業界に影響が出ている。急激な利上げで新規の住宅購入が大幅に減少し、ことし上半期の住宅着工件数は前年比で30%近くも減った。分譲住宅を手がけるマルティン・ドルニーデン社長は低金利を当て込み、無理な投資に走りすぎたと指摘した。住宅ローンを扱う会社では契約数が前年の8割以下に激減したという。不動産開発業協会のディルク・ザレフスキー会長は之以上の利上げは見送るべきだと主張している。
有馬嘉男は住宅ローンに関する異変は家計や消費にとどまらず、関連する業界・雇用への広がりも心配されている、各国からは中央銀行の利上げそのものに反発する声が増えているなどと話した。
密輸で保護された犬は香港の税関に引き取られ、 訓練を重ねて麻薬探知犬としてデビューした。アルファと命名されていて、白内障により視界は3mほどだが、 鋭敏な嗅覚を備え、性格はおだやかで従順。
ハイパーインフレで経済破綻に陥ったベネズエラでは約770万人が避難している。来日したベネズエラ人もいて、10人が名古屋競馬場で厩務員として勤務。井手上慎一調教師は仕事ぶりを高く評価する。日本国内では10年以上の調教経験を持つベネズエラ人の厩務員が約150人いて、「技能ビザ」で働いている。アレクシス・アブレウ氏(49)は4年前に来日し、月収やレースの賞金の多くを母国に送金し、家族7人の生活を支える。愛する娘さんは母国で日本語を勉強しているという。アブレウ氏は日本語が堪能とは言えず、頼りにしているのがドゥラント・ガブリエル氏。同氏の会社では調教師と契約し、約40人のベネズエラ人厩務員を役所の手続きなど生活面でサポートしている。
ユン・ソンニョル大統領は軍の創設75年を記念する式典で「北が核を使用する場合、北の政権を終わらせる」と演説した。日米韓3か国の安全保障協力が北朝鮮に対する抑止力を高めると強調している。
インド北部のウッタル・プラデシュ州にある空軍基地内で小型の無人機が披露された。施設に侵入しようとするテロリストたちを、無人機が監視して追跡する様子も再現された。インドは、国境をめぐって緊張状態にある中国に対抗して、中国製部品に依存しないインド独自の無人機の製造に力を入れているとみられる。
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- ウッタル・プラデシュ州(インド)
株と為替の値動きを伝えた。
国際報道2023の次回予告。
油井秀樹アナウンサーらがエンディングの挨拶。