日中韓外務省高官協議では3か国による首脳会議をできるだけ早い時期に開催する方針で一致したという。23日、習近平国家主席は日中韓首脳会議の開催を歓迎する意向を示した。また、11月にアメリカで開かれるAPEC首脳会議に出席する可能性もあるという。会見で王毅外相は習近平国家主席の出席に含みを持たせる一方で、アメリカが議長国としてさらに良い条件をつくることを期待するとも述べ、アメリカをけん制した。25日、バイデン大統領はクック諸島とニウエを新たに独立した主権国家として承認すると発表した。この地域で影響力を強める中国を念頭に各国との関係を強化する姿勢を打ち出す狙いがあるとみられる。