きのうの東京株式市場はかつてないパニック安となった。取引開始直後から全面安の展開となった。取引開始から15分。下げ幅は2500円を超えた。午後に入ってからも売りが売りを呼ぶ展開となった。日経平均株価の下げ幅は4451円の暴落。1987年10月19日にアメリカで起きたブラックマンデーの時を超える過去最大の下げ幅を更新。財政赤字と貿易赤字によるアメリカ経済の先行き不安から投資家が株を投げ売りしたことによって起こった。証券会社のコールセンターの問い合わせも鳴り止まなかった。専門家は「売られすぎのゾーンに入っているから、いつ下げ止まって反発してもおかしくない。一つのめどが日経平均3万円の大台だろうと思いますし、それなりの値幅で反発するとは思うが完全に底が入るにはしばらく時間がかかると思う。」などと話した。