小河さんは「「今回のPCEデフレーターはインフレが市場予想を上回ってしまいました。個人消費支出は前月比で0.1しか伸びておらず、市場予想を下回りました。つまり、インフレは高止まりしているが、個人消費が弱くなってきています。同時に発表のミシガン大消費者信頼感指数も非常に落ちてきています。個人のインフレの見通し、1年先の期待インフレ率が5%というのは、2022年以来の高水準で、消費者は関税によるインフレを懸念し、財布のひもを固くしつつある状況が見て取れます。株式市場も下がったり、スタグフレーション懸念が再び台頭しつつあることではないでしょうか」などと話した。