8月3日、ナスDらはティンギュー集落を単独取材。村人は家畜の餌用の雑草を刈っていた。ティンギュー集落に暮らす人々は交易担当に選ばれると、キャラバンを組んで北へ向かう。ヤクに生活必需品と冬虫夏草、羊の毛などが入った袋を積む。この時期2週間あけ中国が国境をあけてお店を開くという。その間に12人が代表して塩や米などを買い物に行くといいう。集落を出てから2日、中国のバザー「ツォングラ」に到着し必要なものを購入した。8月28日、ドルポには早くも秋が訪れようとしてた。9月1日、リンモ村の重要な祭りが開かれた。9月2日、お供え用のトルマ作りが行われた。仏画の前のトルマは神の怒りを沈める捧げ物だという。9月3日、谷あいの小さな集落で法要の祭りが行われた。ヒマラヤに仏教を伝えた開祖の偉大さを再認識する法要のためチベット仏教でも位の高い高僧がやって来た。