波紋が広がった江藤農林水産大臣の「コメは買ったことがない」「売るほどある」という発言。この発言に野党は「これは令和のマリー・アントワネットだ」と述べた。けさ午前8時すぎに江藤大臣は総理大臣官邸で石破総理と面会し、辞表を提出し、受理された。事実上の更迭。江藤大臣は提出後、「極めて不適切な発言をして心からおわび申し上げる」と陳謝したうえで、「トップをつとめることが適切でないと自分自身で判断した」と述べた。江藤大臣の進退について、石破総理はこれまで続投させる方針だったが、野党側の追及、世論の反発の高まりを受け、方針転換を迫られた形。石破内閣での閣僚辞任は初。後任に小泉進次郎元環境大臣を起用する意向を固めた。菅原薫は「これからコメの価格を引き下げられるのかは厳しく手腕を見ていきたい」と述べた。