ニューヨークタイムズは11日、マルコルビオ上院議員が国務長官に起用される見通しだと伝えた。ルビオ氏は日本や中国などの東アジア政策に詳しい対中国戦略のエキスパートで中国やイランに強硬な姿勢で知られている。今年9月には米国メディアに寄稿した論文の中で中国について「米国が直面した中で最大かつ最先端の敵国」と表現し、経済力や技術力の高さに強い警戒感を示していた。また、トランプ氏は11日環境保護局の長官にリーゼルディン元下院議員を起用すると発表した。バイデン政権が進めたEV=電気自動車の減税の見直しなど環境規制の緩和に取り組むものとみられる。