ロシアによる軍事侵攻が続くウクライナの和平案をめぐって、スイスで行われたアメリカとの協議について、ゼレンスキー大統領は詳細な報告を受けたうえで今後の進め方を決定する考えを示した。イギリスのスターマー首相は、協議の進展に触れながらも「やるべきことはたくさんある」と述べ、ドイツのメルツ首相も和平は一夜にして実現するものではないと指摘した。ルビオ国務長官は、トランプ大統領の合意期限が今週木曜日の27日としたい考えを示し、できるだけ早いほうがいいとした。ロシア大統領府・ペスコフ報道官は、和平案の修正は認識しているがまだ受け取っていないとした。
