福島第一原発が立地する大熊町は原発事故のあと一時全域に避難指示が出された。3年前までに町の面積の約半分で避難指示が解除され、JR常磐線の大野駅の周辺ではあらたなまちづくりのひとつとして震災後初めてとなるスーパーマーケットの建設が進められている。きょうは現地で工事の安全を祈る神事が行われ。吉田淳町長が鍬入れをして工事の安全を祈った。出店するのはいわき市を中心に店舗を展開するマルトで来年10月はじめにオープンの予定。現在町内に暮らすのは約1000人と震災前の1割ほどだが、買い物環境が整うことで住民の期間や町外からの移住に弾み付くと期待されている。