農林水産省が発表しているスーパーでの5kgあたりの平均販売価格は、去年12月は3485円だった。備蓄米放出などで一時下がったものの現在は4331円になっている。高値が続いている理由について宮城大学の大泉一貫氏は、集荷競争で買取価格が非常に高かったため安く出来ず業者間で様子見が続いているとしている。一部店舗では変化が出てきており、埼玉のマルヤス 下戸田店では今月上旬4750円だったものが今日は3994円に、東京のスーパーイズミ 業平店では千葉県産こしひかりが明日・あさって特売で3985円となる。コメ卸売業者のギフライスは、コメの在庫が約4000トンあり半端なく余っている状況とのこと。来年のコメ価格は、年明けには5kg4000円を切る商品も出るとみられる。節目は3月で、気温が上昇すると保管のために低温倉庫が必要になる。また決算前ということもあり多少の赤字覚悟でも卸す企業が増えると考えられ、多くの銘柄米が4000円以下になるとみられる。5月以降は26年産新米収穫前の在庫整理で3500円台まで値下がりする可能性もある。おこめ券は米価を維持して農家を再生産可能なものにしたいというのが農水省の基本的な考え方だとされる。消費者のためにコメ価格を安くしようという発想は元々農水省の運営方針にない。大泉一貫氏はおこめ券について、自治体の動きが鈍いままなら価格に影響はないのではとしている。
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