値引きや顧客の奪い合いで競争が激しい中国経済。飲食業界では、撤退や廃業に追い込まれる事業者が後を絶たない。ある火鍋チェーンは新たな収益の柱を海外の市場に求め、1年足らずでマレーシアに3店舗、オーストラリアに1店舗を開業した。マレーシアは中国の飲食業界では人気の進出先で、人口3,300万の2割以上が中国にルーツを持ち「豚肉を使った料理を好む」とされている。火鍋チェーンの創業者は「海外での競争は中国ほど激しくない。海外にはさらに成長できる大きな市場がある」などと語った。中国から東南アジアに進出する中国資本の飲食店はおととし末の時点で6,000店舗を超え、2年間で3倍余りに増加した。現地では地元経済への悪影響を懸念する声も上がっている。
