地球温暖化は海とそこに暮らす生き物にも大きな影響を及ぼしている。かつて100%を超えていた日本の水産物自給率も今は半分以下に。スーパーに並ぶ魚介の殆どが輸入品となり、東南アジアをはじめとする各国に頼っている。そしてこれが知らないところで火種となっていた。タイのスーパーを調査。魚の缶詰は1個約100円。地元のお米は5kg約750円。市場で生鮮食品の値段を調べた。マンゴーは1kg約250円。ライチは0.5kg約250円。ムール貝は1kg約500円。最近シーフードが値上がりしている。エビは1kg約1000円だったが今は小ぶりでも1kg1300円。90%くらい養殖だという。海が暑くなり天然のエビはほとんど獲れないという。エビの養殖が悲劇の引き金になってしまった。エビの養殖場の区画1つが東京ドームと同じ大きさ。タイでは1970年~1980年ごろに加工や冷凍技術が向上。海外に高品質なエビを輸出できるようになり、需要が急増。莫大な富を築く手段としてタイ全土に広がり、養殖を生業とする村まで存在する。養殖を生業とするサムットチン村。人口は約400人。村長に村を案内してもらった。村の家は全部底上げしている。学校はこれまでに3回も建て直したという。この村は海が徐々に入ってきて侵食被害にあっている。昔からある寺院は高い時2m近く浸水する。以前あった学校は海に沈んでいた。
