ドジャースの大谷翔平が23日、対戦したのは、去年のサイヤング賞を受賞したジャイアンツのB・スネル。2023年の“ホームラン王”大谷翔平vs“サイヤング賞”スネルの極上の戦いを、全打席見紹介。試合前に“大谷キャップ”がファンに配られるということで、イット!MLB取材キャスター・鈴木優が取材した。開場も早められ、先着4万人に配れた“大谷キャップ”は、名前が漢字でデザインされている特別バージョンでファンも大喜び。チームメートのM・ロハスも“大谷キャップ”をかぶって“オオタニデー”となったきょう、大谷翔平の第1打席は、スネルの制球が定まらずフォアボールで出塁となった。すると、ランナー・大谷翔平は足で好投手・スネルの攻略を狙う。大谷翔平が2塁へ滑りこむと、判定はセーフ。しかし、ジャイアンツ側がビデオ判定を要求すると、アウトとなった。続く3回の大谷翔平の第2打席は、低めのカーブにバットが回り空振り三振。それでも同点で迎えた6回の第3打席、大谷翔平は初球をたたいてライト線へ強い打球を飛ばしたが、惜しくもファウル。結局、この打席はファーストゴロに倒れる。一打勝ち越しのチャンスで回ってきた大谷翔平の第4打席では、ピッチャーが代わって、これまで3打数・3三振と完璧に抑え込まれているEミラーと対戦した。ツーストライクと追い込まれた4球目、惜しくも空振り三振。大谷翔平は7試合ぶりのノーヒットで、日米通算250号は、おあずけとなった。それでも味方打線が奮起してドジャースが逆転勝ちし、後半戦負けなしの4連勝。試合結果は、ドジャース3−2ジャイアンツ。