みずほ証券の山本さんは3月の「ミシガン大学消費者信頼感指数」について「今回は前回よりさらに上がった一方で景況感は悪化していて『スタグフレーション』圏的な状況になっている。スタグフレーションのときは景気が低迷しているがインフレが加速しているというところで、経済政策面から非常に難しくなる。そういうときにはその国の通貨は売られるということでドル安圧力がかかりやすくなる。トランプ関税がインフレ期待を高める一方、景況感を悪化させているので、トランプ関税を撤廃するのが一番いいと思うが、なかなか難しい感じはする。減税で景気が支えられるのがいいが、一方で減税によってインフレ期待がさらに高まってしまうリスクもあるので、経済政策は非常に難しい。」などと述べた。