アメリカ・トランプ大統領は自らの名前を冠したトランプ級戦艦の建造を発表した。全長約260m、幅約33m、排水量3万トン以上の大型戦艦。さらにAIによって制御され、極超音速ミサイルや核兵器搭載の巡航ミサイル、レールガンなどを搭載し、他よりも「100倍強力なものになる」と主張している。最初に2隻が建造され、最終的に20~25隻を建造する見通し。この戦艦はトランプ氏の新たなる構想の中核を担うという。トランプ級戦艦の建造はアメリカ史上最大の「黄金艦隊」構想の一環で、「力による平和」の推進に寄与すると説明した。戦艦より小型の駆逐艦や潜水艦などで遠距離攻撃が可能になったことから巨大な戦艦は時代遅れとなり、米海軍は1992年に退役したミズーリを最後に戦艦は保有していない。今回の戦艦復活の動きについて、早稲田大学・中林美恵子教授は「いまの時代、巨大な戦艦がどのように使われ、本当に有用なのか疑問を感じた。本当に抑止に役立ったり、様々な衝突が起こるような地域においてどれだけ役に立つのかが議論の的になっていくと考えられる」と指摘した。
