アカデミー作品賞は2作品が争う形となっている。「オッペンハイマー」は第二次世界大戦下での核兵器の製造計画・マンハッタン計画に参加し原爆の父と呼ばれた科学者の半生を描いた作品。「バービー」は興行収入世界一でありカラフルな世界観が特徴で、バービーが人間の世界で大切なものを見つけようとするコメディ。日本からは宮崎駿監督の「君たちはどう生きるか」が長編アニメ映画賞にノミネートされ、「ゴジラ-1.0」も視覚効果賞に日本映画として初のノミネートを果たしている。また日独合作で役所広司主演の「PERFECT DAYS」も国際長編映画賞の有力候補となっている。
今年の米アカデミー賞はハリウッドが混乱する中で行われるのが特徴となっている。ゴールデングローブ賞の選考にも関わる小西未来氏は「インディ・ジョーンズ」「ミッション:インポッシブル」が予想ほど注目されないなど、動画配信が映画との付き合い方を変えていると見ている。さらに、脚本家と俳優が待遇改善を主張して5ヶ月に渡るストライキを行ったことも影響を与えているという。
今年の米アカデミー賞はハリウッドが混乱する中で行われるのが特徴となっている。ゴールデングローブ賞の選考にも関わる小西未来氏は「インディ・ジョーンズ」「ミッション:インポッシブル」が予想ほど注目されないなど、動画配信が映画との付き合い方を変えていると見ている。さらに、脚本家と俳優が待遇改善を主張して5ヶ月に渡るストライキを行ったことも影響を与えているという。