広島は今日79回の原爆の日となった。全国の被爆者の平均年齢は85歳を超え、被爆の惨状を知る人は減り続けている。午前8時からの平和記念式典には109か国とEUの代表が参列する予定。広島市は式典の進行に影響を及ぼす可能性があるとして、ロシアとベラルーシについて3年連続で招待を見送った一方、パレスチナ自治区ガザ地区への攻撃を続けるイスラエルは招待する判断を下した。広島市の松井市長はこのあと平和宣言で東西冷戦を終結に導いた旧ソ連の指導者・ゴルバチョフ元大統領の言葉を引用し、心を一つに行動するよう呼び掛けるとしている。