タイ軍の兵士らはミャンマーとの国境付近の街で連日、外国人観光客をチェックしている。きのう日本人を名乗る男性を一時的に保護していたことがわかった。関係者によると、男性は人身売買の被害者または詐欺集団に関与している可能性があり国境の街から離れるよう指示したという。狭まる詐欺集団の包囲網。きのうKKパーク内の映像が新たに公開された。国境警備隊はこれまでにKKパークを摘発、監禁されていた多くの外国人がとどまる部屋の壁に書かれていたのが「ノルマが尊厳です」。解放された人のなかには女性の姿もあった。日本人の行方についてタイ軍関係者によると、南東に15キロ程離れた場所に拠点が移動したという。新たな拠点は建築工事が進んでいる場所で捜索を逃れた中国系グループが移動してきたということ。監禁されている日本人を含む外国人も一緒に移動していると考えられている。