中国の南西部にある深い森に住んでいるジャイアントパンダ。フランスのドキュメンタリーチームが長期密着。かつてパンダは、ミャンマーやベトナムなど広い地域に生息していたが現在は中国の一部だけ。中国・四川省にある臥龍自然保護区は東京都と同じくらいの広さがあるパンダの自然保護区となっている。ここではジャイアントパンダのほかレッサーパンダなど貴重な生き物が数多く生息している。パンダという意味はネパール語で竹を食べるものという意味。保護区には人はほとんど立ち入らないのでパンダは野生の暮らしを行っている。天敵はいないので、ダラダラ過ごしている。パンダは1年を通していろんな種類の竹を食べワケている。栄養がないため1日20kgほどとる必要がある。パンダが1年の中で最も活発になるのが発情期を迎える春だった。メスパンダが匂い付けをしていた。するとそれを嗅ぎつけたオスパンダがやってきた。パンダの世界ではメスが相手を選ぶ権利を持っている。