これまで心電図の検査では器具を胸・腕・足首などに装着する必要があったが、柏厚生綜合病院で去年から導入されたのが胸に置いて8秒後には心音・心電図などのデータを取得する超聴診器。心臓弁膜症や不整脈などの診断をアシストしてくれる。内視鏡検査についても、株式会社ミューでは自走カプセル内視鏡を研究中で、3センチほどのカプセルを飲み医師が遠隔操作するもの。バリウムや内視鏡の気持ち悪さも回避できる未来が近づいている。福島大学 平修教授は、髪は毛細血管とつながっており血液情報を蓄積している、これを分析することでがん・生活習慣病・アルツハイマーなどの診断に活用することを目指すとしている。KATANAという装置は、髪の毛を縦方向へ自動切断できる世界初の装置で、髪の毛内部の硫化セレンという物質をデータ化することでストレスの多い・少ないを計測できる。平修教授は、未病状態を把握して病気を予防するのはすごくメリットがあると話した。現在は国からのバックアップも受けてうつ病の診断に活用する研究が進められている。最終目標は髪の毛1本で健康診断するとしている。
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URL: http://www.mu-frontier.com/
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