これまで経歴詐称疑惑、高級ブランドバッグを不法に授受した疑惑、ドイツモーターズの株価操作、ソウル~ヤンピョン間の高速道路の路線変更など、様々な疑惑が韓国内で物議を醸してきたキム・ゴンヒ夫人。これらの疑惑に対し、野党はこれまで特別検察官を任命し、政府から独立して捜査を進めるべく法案を提出し続けてきた。しかし、韓国・尹錫悦大統領は不当な捜査が行われるとし、キム・ゴンヒ特検法に拒否権を3回行使。おとといの採決も、与党の反対で否決となった。そうしたなか、キム・ゴンヒ夫人の疑惑の1つである選挙の公認を巡る介入疑惑について、重要人物とされる政治ブローカーのミョン・テギュン氏が注目されている。