フリースタイルスキーモーグルの金メダル候補、堀島行真、28歳は、前回の北京オリンピック開会式翌日のモーグル決勝で、日本勢メダル第1号となる銅メダルに輝いた。世界で唯一の超大技、斜め軸に4回転するコークスクリュー1440をマスター。堀島はパルクールや棒高跳びまで器用にこなす。前回の北京オリンピック開会式でバク転を披露。2023-24シーズンにはW杯種目別王者となり、オリンピック金メダリストに最も近い存在になった。色々な競技に挑戦するのは、別のところから得るものがないか探しているから。モーグルはこぶのある斜面を滑り降りるターンの技術と、2つあるジャンプ台でのエア、タイムの3要素で競われる。北京オリンピックから回転数を増やした。その分解展スピードが早くなっている。堀島は、踏み切り時が一番重要などとコメント。フィギュアスケートのスピンのように空中で回転の軸を小さくすることで解展スピードを上げていた。コークスクリュー1440は、平野歩夢のフロントサイド トリプルコーク1440から影響を受けた技。去年3月の世界選手権ではこの技を決めて頂点に立った。しかし優勝した2日後、デュアルモーグル準決勝で左膝のじん帯を損傷。このとき、オリンピックまで11か月で、懸命なリハビリの日々を過ごした。7月、雪上復帰。去年12月、ワールドカップ開幕戦、9か月ぶりとなる実戦の舞台で左膝のけがを感じさせない着地。コークスクリュー1440を決め、復活優勝。ミラノ・コルティナ五輪まであと5日。12日のモーグル、15日のデュアルモーグルの決勝で金メダル2つが目標だという。
