6月だけですでに10本のホームランを放っている6月男「ミスタージューン」ことドジャース・大谷翔平選手。今月放った15号~24号までの10本のホームランすべてを一気に振り返る。今月6日のパイレーツ戦で15号を放った。2本目は12日、翌日には3本目が飛び出す。4本目と5本目は、今シーズン初の2打席連続ホームランとなった。19日に放ったHRは今季メジャー最長の145mのHRだった。これで、日本人メジャーリーガの連続20本塁打記録を4年に更新し、週間MVPも獲得。大谷はホームラン、打点ともに自己最多を更新ペースだという。MLBジャーナリスト・AKI猪瀬さんがスタジオで解説。シーズン半分となる81試合を終えた。大谷翔平選手の前半戦成績は、ナリーグ1位・打率.320、得点63、本塁打24本、OPS1.032、ナリーグ2位・安打99本、ナリーグ3位・打点60と伝えられた。本塁打48本ペース、198安打ペース、120打点ペースだという。大谷選手は6月が好成績のため、6月男「ミスタージューン」と言われている。AKI猪瀬さんによると、大谷選手6月好調のワケは「毎シーズン打撃の進化に取り組む。50~60試合目で熟成する時期が6月」だという。6月の変化について、その1「新ルーティン」。バッターボックスに入ると、左足の近くにバットを置いて距離を測るような動作をしている。これについて、大谷選手は「同じように構えて同じ位置で打つことが一番大事」などと語った。その2「新スパイク」。以前は白を基調としたスパイクから、青色のスパイクを履くように。大谷選手は「(メーカーから)送られてきてかっこいいなと思ったので替えた」とコメントした。大谷選手は、ベッツ選手がケガをしてしまい、18日の試合からきのうまで8試合連続で1番で出場している。1番打者定着後の成績は、打率.419、本塁打5本、打点14打点と伝えられた。1番打者は塁に出ることに集中できる打席が初回に担保されているという。AKIさんによると、これがおそらく大谷選手にあっているのだそう。ナ・リーグのタイトル争いについて。打率、本塁打1位は大谷選手。ただ、打点が3位だという。三冠王の可能性について、AKIさんは「ドジャースの7番・8番・9番がちょっと弱いので、大谷さんではなくて7番・8番・9番の選手に頑張って貰えればチャンスはあります。」と話した。